マツダ 新型 ロードスターRF!最高回転数も6800rpm→7500rpmに
マツダ 新型 ロードスターRF! 最高回転数も6800rpm→7500rpmに NDこと4代目ロードスターは稀代の傑作。ただしこの絶賛は、主にソフトトップモデルに対するもので、バリオルーフのRFは魅力的だが微妙に邪道とみなされていた。 原因は、車重が約100kg重いことと、RFに積まれた2Lエンジンのフィールが、1.5Lに比べると少しガサツな点にあった。素のロードスターがあまりにもピュアな美少女なので、相対的にRFが大味に感じたのです。 これはクルマ好きの間では共通の認識といえる。NCはRHT(リトラクタブル・ハード・トップ)登場後、そっちのほうが売れていたが、NDは現在も6:4くらいでソフトトップが優勢だという。 だからというわけではなかろうが、マツダは今回、RFに大幅な改良を加えた。最大のポイントは2Lエンジンの改良だ。最高出力を従来の158馬力から184馬力にアップ! 最高回転数も6800rpmから7500rpmになり、それでいて低速トルクを太らせ、燃費までちょびっと改善しているというから凄い。ぶっちゃけ、2LNAで184馬力という数字は、大した高回転高出力型だ。アッパレであります。 乗った感じはというと、高回転域の伸びがまるで違う。なにせ最高回転数が700rpmも上がったんだから当然だが、以前は6000rpm以上回すと少し苦しそうになった印象だった。 しかし新しいRFはここぞとばかりにトップエンドの7500rpmまで突き抜ける! その時のパワー感もかなりのもので、これまでのロードスターにはなかった絶対的な速さのヨロコビがある。 繰り返すが、184馬力ですから。車重はMTで1100kg。これが速くないわけなかろうて。 マツダ 新型 ロードスターRF